|
|
|
Dual Channel, Double
Power
- The
Accurate Way to Use 2 Channel Memory -
- どうやってデュアルチャネルDDRモードにするのかな?
-
|
デュアルチャンネルDDRメモリ技術が今年のプラットフォームの主流として人々の注目を集めています。2001年末に発売され大ブレークしたAMD
K7系のnVIDIA nForceシリーズはnForce2シリーズへバージョンアップし、現在も根強いファンによって売れています。そして昨年末Intel
Pentium4対応で最初のデスクトップデュアルチャンネルDDRプラットフォームIntel E7205(Granite
Bay)が登場し一気にメジャー化しました。
デュアルチャンネルDDRメモリの仕組みは2つのメモリモジュールを使いチップセット内部の2つのメモリコントローラーを使うことによってシングルチャンネルの2倍のメモリバンド幅を実現しています。例えばIntel
E7205はデュアルチャンネルDDR266対応で、このチップセットが登場したときにはDDR400モジュールも存在していましたが、DDR266のデュアルチャンネル動作でメモリのバンド幅は4.3GB/sとDDR400の3.2GB/sを凌駕します。
MSIではユーザーの皆さんによりわかりやすくデュアルチャンネルDDRのパフォーマンスを体験していただけるようにメモリスロットを色分けしています。Intel
E7205チップセットを搭載したGNB
Maxシリーズを例に挙げると緑色のDIMM1及びDIMM3スロットはノースブリッジ内のメモリコントローラのチャンネルAで、紫色のDIMM2及びDIMM4はチャンネルBです。デュアルチャンネル動作モードにするためには2つのモジュールを異なったチャンネルに挿す必要があります。つまり色違い(緑と紫)のメモリスロットに挿す必要があります。
下記にいくつかの最新MSIのデュアルチャンネル対応マザーボード3つを例に挙げてデュアルチャンネルとシングルチャンネルの差異をお見せしましょう。
- Tips -
デュアルチャンネルDDRモードで動作させる場合メモリモジュールの品質が重要になります。特にDDR333やDDR400の高速メモリでデュアルチャンネルを行う時には出来るだけ品質の良いメモリモジュールを使うことをオススメします。
MSI'デュアルチャンネルDDRメモリ対応製品:
Intel®
P4 platform: GNB Maxシリーズ, GNB Max2シリーズ, 655 Maxシリーズ
AMD®
K7 platform: K7N2Gシリーズ, K7N2シリーズ
|
GNB
Maxシリーズ(Intel E7205チップセット) |
|
GNB Maxシリーズのデュアルチャンネル動作モードとシングルチャンネル動作モードのメモリモジュールの挿し方及びパフォーマンスの差異を表しています。パフォーマンス比較にはSisoftwareのSandra
Memory Bandwidth Benchmarkを使用しています。
結果は明白でデュアルチャンネル動作時には3275/3275に対しシングルチャンネル動作時では2064/2063と大きな差が生じました。Vwalker.comの検証結果でも同様な結果が出ています。以上のことによりデュアルチャンネル動作の威力がお分かりいただけたかと思います。(写真をクリックすると拡大写真を見ることが出来ます。)
Dual
Channel |
Single Channel |
|
|
|
|
655
Maxシリーズ(SIS655チップセット) | |
655
Maxシリーズのデュアルチャンネル動作モードとシングルチャンネル動作モードのメモリモジュールの挿し方及びパフォーマンスの差異を表しています。
パフォーマンス比較の結果はGNB
Maxシリーズと同様にデュアルチャンネル動作時とシングルチャンネル動作時では大きな差が生じました。Vwalker.comの検証結果も同様な結果が出ています。(写真をクリックすると拡大写真を見ることが出来ます。)
|
Dual
Channel |
Single Channel |
|
|
|
|
K7N2/K7N2G(nVIDIA
nForce2チップセット) |
|
K7N2/K7N2Gシリーズのデュアルチャンネル動作モードとシングルチャンネル動作モードのメモリモジュールの挿し方及びパフォーマンスの差異を表しています。このマザーボードは前の2つの例とは異なりメモリスロットが3本しかありません。しかしながらデュアルチャンネル動作するためには前の2つの例と同様に色違いのメモリスロットに挿せば動作します。尚、フルスロットにメモリを挿した場合はシングルチャンネル動作になるようです。
パフォーマンス比較の結果は今回はあまり差異はみられませんでしたが若干デュアルチャンネルの方が速い結果となっています。(写真をクリックすると拡大写真を見ることが出来ます。)
Dual
Channel | Single
Channel |
|
|
|
|
|
|
|
|